骨盤が歪むと太りやすくなる理由

昨今、美容の常識となった「骨盤矯正」。 よく「骨盤が歪むと良くない」と言われますが、具体的にはどのように良くないのでしょうか。

骨盤が歪むと代謝が落ちる?!

そもそも骨盤というのは、体の中心にあって、全身を支える土台です。 その土台である骨盤が歪んでしまうと、体のバランスが悪くなり、それが基礎代謝を低下させてしまうのです。 「基礎代謝」というのは、体が生きるために消費するエネルギーのことです。 人は何もしなくても、呼吸をしたり、体温を保ったり、内臓を動かしたり・・・と体内でさまざまな活動をしています。 この生命を維持するための、無意識の活動に消費するエネルギーが基礎代謝ということです。 このエネルギー消費は、年齢とともに使う量が減っていきます。 最もエネルギーを使う、つまり基礎代謝が高いのは10代で、それを過ぎると徐々に減少していきます。 ということは・・・、年を取ると、使うはずのエネルギーが残っていくということ。 10代の時と同じ食事量を摂っていたら、基礎代謝が減った分のエネルギーは脂肪として蓄積されていくのです。 若い頃と食事量は変わっていないのに、何だか太ってきた・・・という原因はこの為です。 また、この基礎代謝は人によっても違います。 同じダイエットをスタートして、同じ時間に同じ回数、同じ量の食事をしても体重の増減が違うのは、人によって消費しているエネルギーが違うからなんですね。 当然ですが、基礎代謝が高い人のほうが痩せやすくなり、低い人は太りやすいということです。

骨盤が歪むと代謝が悪くなるのはなぜ?!

では、骨盤と基礎代謝の関係を見てみましょう。 まず、骨盤が歪むと、全身のバランスが崩れてしまうため、姿勢が悪くなります。 姿勢が悪くなると、筋肉のバランスも崩れます。 筋肉のバランスが悪い=使う筋肉と使わない筋肉が出るということ。 全身の筋肉をくまなく使うのと、一部の筋肉を使うの、どちらがよりエネルギーを消費するのか? 答えは簡単ですね。 よって、基礎代謝も低下するのです。 次に、骨盤が歪むと血液やリンパの流れが悪くなるので、体が本能的に内臓へ血液を送ることを優先する為、それ以外のところ、特に手足などの末端には血が行かなくなってしまいます。 そうすると起こるのが冷え症・むくみ。 冷え症は体を守るために脂肪を溜め込むので、結果的に体は脂肪を燃焼しづらくなる、つまり基礎代謝が低下するのです。 さらには、骨盤が歪むことで、骨盤内にある内臓が圧迫され、本来の活動がしづらくなるため、基礎代謝の低下に繋がるのです。 基礎代謝が高いということは、何もしなくても消費できるエネルギー量が多いということ。 それが骨盤が歪んでしまうことによって、消費エネルギー量が減ってしまうのです。 これでは太りやすいだけでなく、痩せにくくなってしまうのも納得できますよね。 反対に、基礎代謝が高ければ、同じダイエットでもより痩せやすくなる。 骨盤を矯正して、基礎代謝を上げれば、痩せやすい体が手に入るというわけです。